今日は歩数と健康について書いてみます。ある記事にこんなグラフが掲載されていました。
8,000歩ぐらいから下げ止まっていますが、2,000歩と10,000歩ではこのぐらい死亡リスクが違うことが読み取れます。あるアメリカの研究機関では、40歳以上の男女5000人を対象に調査した結果、1日の歩数と死亡率には関連があるとのこと。1日4000歩の人に比べ、1日2000歩の人の死亡率が高くなっていたこと、さらには1日当たり8000歩を歩く場合は死亡率が50%低下し、1日当たり1万2000歩を歩く場合は65%低下するとの報告もあるようです。
日本人の平均歩数は、男性が約8202歩、女性が約7282歩ということで、厚生労働省は、当面10年間の目標として、男性は1日平均9200歩、女性は1日平均8300歩程度を目指すことを提案しております。
地方で仕事をしている人の場合、車通勤がほとんどで会社と自宅の往復で1日が終わったら、2,000歩前後がやっとでしょうし、都会の方でも5,000歩前後といったところでしょうか?となると出社前もしくは後に運動する時間を設ける?!もしくは車通勤を自転車や歩きに変更するなど工夫が必要です。
・アドバイス
歩く習慣を身につけて、 毎日少なくとも30分以上歩くことを目指しましょう。通勤や買い物の際に歩くことができる場合は、車やエレベーターを使わずに歩くことを選んでみてください。後は、 スマートフォンやウェアラブルデバイスなどを活用して歩数を記録することで、目標を設定しやすくなります。
散歩やウォーキングは簡単で効果的な方法です。公園や自然の中を歩くことでリフレッシュできます。また、エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使って移動することで歩数を増やせますし、友人や家族と一緒に歩くことでモチベーションが高まりますよ。最後に目標設定です。1日の歩数目標を設定し、記録をつけてみてください。少しずつ目標を上げていくことで、モチベーションを保ちやすくなります。週末の休みにまとめて運動する!でもかまいませんが、できないことも多々あると思うのでやはり毎日の健康管理が理想です。知らないうちに世の中が便利になりすぎて、人間の身体に様々な影響を及ぼしている可能性があります。それに気づくことも大切ですし、色々なエビデンスがあるので、どの情報を信用するのか?も重要なのかもしれません。
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