STAFFコラム

健康経営について

健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考えて戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や競争力強化につながるとされています。昨今では、健康経営に取り組む企業が多くなっており、代表的な制度として「健康経営優良法人認定制度」があります。この制度は、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することで、健康の保持・増進につながる取組を行っている企業を認定する制度です。

おおまかに分けると下記のような取り組みがあげられます。
・健康診断の定期的な実施
・喫煙対策
・運動機会の促進
・食生活の改善

従業員の健康状態を把握し、それに基づいて効果的な対策を講じていくのですが、「運動」「栄養」「休養」の3つが重要になってきます。最近では、オフィスに運動機器を設置したり、就業時間中に健康セミナーを実施して興味をもってもらう取り組むをする企業が増えてきていますね。こういった取り組みはスタートしては良いと思いますが、効果的かつ継続的かと言われると疑問が残ります。なぜなら、結局はやる人はやる、やらない人はやらないとなるからです。

上記のような全体としての取り組みを実施しながら、今後はピンポイントの取り組みを同時進行していくと効果的です。例えば、喫煙者だけに禁煙セミナーを開催して啓蒙していく、健康診断結果が悪い方へ改善プログラムを提供していくなどです。もっといくと、評価に反映している企業も出てきています。経営層が健康=ハイパフォーマンスを理解していて、業績向上に繋がると見込んでいるからです。逆に身体に何らかしらの異常や不安を抱えている従業員が多いと経営に与える影響が大きいのは何となく分かると思います。問題はそれらが可視化できないので対策が曖昧になることです。可視化するためには、各種健康診断の結果をしっかり管理して基準をつくることが重要です。

また、継続的という部分で従業員に健康リテラシーを上げてもらう活動が盛んになってきています。健康的な生活、身体がなぜ重要なのか?を理解して、そしてそれらを維持するために必要な知識あるいは行動を学んで実践することが大切だからです。

我々はフィットネスプロデュース会社として、企業や自治体にフィットネスインストラクターを斡旋して、ご要望に合わせて、プログラムやセミナーを企画しています。
例えば、就業時間やお昼休憩時間を活用して30分~45分の健康体操を提供したり、仕事終わりの時間にお邪魔してヨガやピラティスプログラムを事務所にお伺いして実施しています。その他、様々な取り組みのサポートを行っておりますので、何かお困りのことがありましたらお問い合わせください。



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