STAFFコラム

本質を理解するには

今日は本質について思っていることを書いていきたいと思います。
一番例えやすいのが会議です。フィットネスビジネスに限らず、営業の進捗や問題解決策を議論するために、各会社では多くの会議が開催されています。しかし、本質的ではない会議が溢れているのではないでしょうか。

【本質】
そのものとして欠くことができない、最も大事な根本の性質・要素。

仕事が会議になっている人も多いと思いますが、進めていくうちに迷路に迷うことはよくあることです。自分だけが迷っているのか?それとも参加者全員が迷っているのか?それすらも理解できないことが多々あります。
そんな時に本質の見極めと確認をすることで、自分が迷っているのか?それとも・・・が分かります。特に議長にこの本質を理解する力が不足している場合、会議はうまく進みません。

結論、本質とは「全体の定義」と理解しています。定義がズレていれば本質もズレます。自分が迷ってないと思っていても、そもそも他の人と定義が違えばそれは迷っているのと同じです。

【定義】*Wikipedia抜粋

一般にコミュニケーションを円滑に行うために、ある言葉の正確な意味や用法について、人々の間で共通認識を抱くために行われる作業。一般的にそれは「○○とは・・・・・である」という言い換えの形で行われる。基本的に定義が決められる場合は1つである。これは、複数の場合、矛盾が生じるからである。

「自分の方が本質的なのになー」と思っている人ほど、自分勝手な定義で捉えています。【定義】の共通認識があってこその【本質】であり、コミュニケーションの重要な部分です。これを理解していない人は痛い人になってしまいがちです。話の初っ端から定義がズレていることは稀で、徐々にズレていくことがほとんどです。そもそも【定義】の理解がズレている人は視点を変えてみましょう。【定義】の共通認識があってこその【本質】ですので・・・
視点を変える時のポイントは以下の3つです。

■鳥の目
鳥のように上から俯瞰して(鳥瞰図)物事の状況を見てみる。(マクロ世界)

■魚の目
魚のように「潮の流れを読む」、つまり時代や市場の流れを読むことです。

■虫の目
虫のように小さな目で物事の状況を見てみる。(ミクロ世界)

画像

常に謙虚さを心に持ち、色々な視点から物事を捉えることで多くの人と円滑にコミュニケーションがとれるようになると思います。すると自然に本質を理解することができ、問題解決のセンターピンが見えてきます。後はそのセンターピンをどう倒すかに集中するだけです。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP