STAFFコラム

治療から予防へ

今後の日本では、予防医療の重要性がますます認識されており、将来的には治療から予防へのシフトが進むことが予想されています。具体的には・・・

一次予防(病気にかからない)
健康な人々に対して、病気の原因と思われる要素を避けるように努めて健康増進を図り、病気の発生を防ぐ取り組みが重要となります。例えば、基本的な生活習慣の改善(食事、睡眠、運動など)や認知機能の訓練などが一次予防に該当します。

・二次予防(病気を重篤化させない)
すでに病気になった人々をできるだけ早く発見し、早期治療で重症化を防ぐための取り組みです。
一般的には、健康診断やがん検診がそれらになります。

・三次予防(リハビリによる機能回復など)
病気が進行した後の後遺症治療や再発防止、リハビリテーションなどの対策を立てて実行する取り組みです。

その中でも予防医療において運動は重要な役割を果たします。
健康増進運動は基本的な生活習慣の一部であり、心身の健康を保つために欠かせません。運動は高血圧、高脂血症、糖尿病などの成人病の予防に効果的ですし、筋力と運動能力の維持や老化に伴う筋力や運動能力の低下を防ぐためにも運動が重要です。運動は健康寿命を延ばすために欠かせない要素であり、予防医療において重要な役割を果たしています。

我々が運営している介護保険適用の運動型フィットネスデイサービス「ファンデイズ」は、運動を切り口に予防医療の重要な役割を果たしています。筋力や体力の維持はもちろんですが、低下した機能の改善やコミュニティ形成などQOL(生活の質)全体の維持・向上が得られるます。

Fun!Days|香川県 坂出市 丸亀市 宇多津町 運動型デイサービス リハビリ型デイサービス ファンデイズ (fundays358.com)

毎週決まった曜日・時間に集まり、世間話や近況を話したりしながらコミュニケーションを図ります。そして、運動の時間になれば真剣に自分の体と向き合います。こういったことを続けることで、体調の異変や違和感に気づきやすくなり、思わぬ病気やケガのリスクを軽減することに繋がります。

フィットネス事業者は、社会がどういう変化をしていくのか?そして、顧客はどんなことを求めているのか?を様々な観点から分析を行い、新たなサービスを提供していくことが必要です。

今後の日本社会で「自分で歩けること、動けること」は、多くの人にとって当たり前ではなくなる可能性があります。そのぐらい高齢化が進むでしょう。その問題解決にフィットネスは大きな役割を果たすはずです。

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