STAFFコラム

施策を考えるより先にチームを前向きにさせる

企業は結果を出すためにあらゆる施策を考えて、それを具体的な施策にして取り組みます。それはフィットネスビジネスおいても同様で、経営方針を示して重点的に取り組む項目を明確にし、それらの達成に向けて予算配分をしていきます。「来月のキャンペーンは?」「体験会はどんな形でするか?」などあらゆる施策を話し合っていると思います。それは必要なことかもしれませんがもっと重要なことがあります。

・最も重要なことはチームのメンバーを1人でも多く前向きにさせることです。

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例えば、10人のチームが2チームあったとします。

Aのチームは、2人は朝起きて仕事に行くのが楽しみで仕方ないぐらい前向きで充実していて、6人は可もなく不可もなくて仕事だからということで全うしてくれています。残りの2人は何かの理由で仕事に行くのが億劫なぐらいヤル気なし状態とします。

Bのチームは、5人は朝起きて仕事に行くのが楽しみで仕方ないぐらい前向きで充実していて、残りの5人は可もなく不可もなくて仕事だからということで全うしてくれています。

どちらのチームが結果を出しやすいかといえば、一目瞭然かもしれませんが・・・

これを数値で表すと、皆さんはどのくらい差があると思いますか?

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私は4倍の差はあると考えています。

フィットネスクラブの運営で表すと、新規入会獲得にかかる費用や既存会員の継続促進などに投資していくとは大事ですが、Aチーム状態なのであればBチーム状態に持っていくだけで、4倍の効果が得られます。リーダーやマネジメント層はまず何をしなければならないのか?それは・・・

・チームを前向きにさせる

中々結果が出なくて悩んでいる人は、まず自分のチームのメンバー状態を診断してみてください。やるべきことが見えてくるはずです。多くのフィットネスクラブは「外」に目を向け過ぎていると思っています。もっと「内」に目を向けていきましょう。

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