今日はロジカルシンキングについてです。優秀なフィットネスインストラクターやトレーナーは、このロジカルシンキングが身についており、無意識の状態で実践しています。
例えば、
・美味しいラーメンを作るにはどうすればいいか?考えてみましょう。
皆さん、3分程度で考えてみてください。色々と思い浮かぶと思います。
・現時点で評判のラーメンを真似する。
・高級な食材やダシを使う
・一流のラーメン職人に作ってもらう
などなど
個人がただ単に食べるのであればこんな感じでもよいかもしれませんが、仕事に活かすロジカルシンキングの観点からするとまだまだです。もう少し質問の構造を分解する必要があります。
美味しい?誰にとって?
まずは誰が食べるのか?を設定する必要があります。子供、大人、男性、女性、年代・・・・・
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62383228/picture_pc_fe8fadb6d7db177eb9ce41d20eb7b164.jpg?width=800)
自分にとって美味しいではなく、まずは相手を考える。次に美味しいって何だろう?と考えて美味しいを分解します。まず真っ先に「味」がきますよね?!そうしたら、味以外に美味しいに関わる要素はないか?考えます。
食べる場所の雰囲気、食器、匂い、などなど
アルミ食器で食べるより、中華風食器の方が美味しく感じると思います。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62383317/picture_pc_2ffaf847c8122127c32c032af94334fe.jpg?width=800)
こんな感じで美味しいを丁寧に分解して思考が必要です。その他には1人で食べる?2人で食べる?家族で食べる?
1人で食べていただくのであれば、テーブルよりカウンターで仕切りがあった方が良いかも?!など考えることができますよね。ここまでだけでも、ターゲット設定・材料・作り手・場所・提供方法・その他細かい準備と分解できます。
これらをフィットネスの現場に照らし合わせてみてください。担当するレッスンでどんな準備をしなければならないか?どういったことに拘り、どんな雰囲気を作るのか?などなど、こうした方が良いかも?みたいなことはまだあるはずです。細かい分解によって、相手が求めていることに対して応えていくことができます。そうすることで、他のインストラクター及びトレーナーとの違いを生み出すことができるのです。
・「神は細部に宿る」と言いますが、「質は細部に宿る」ということです。
現在行っている指導業務を、一度分解してみてはいかがでしょうか?新たな発見が必ずあるはずです。
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